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認可校と無認可校の違い
専門学校とは?
専門学校は1976年(昭和51年)に制度として始まりました。
「専門学校」とは学校教育法により都道府県知事から
「学校として認可」を受ける必要があります。
認可を受けるには
- 修業年限1年以上
- 年間授業時間800時間以上(夜間部は450時間以上)
- 入学者は高卒またはそれと同等以上の学力を有する18歳以上の者
- 校舎や校地は借用ではない
などの条件があります。(上記は一部抜粋です)
これらの条件を全てを満たさないと専門学校とは名乗れません。
※上記と規定が若干違う「専修学校」もあります。
専修学校も認可校として認識されています。
宮城文化服装専門学校は? (上記1~4について)
認可日:1976年(昭和51年)3月31日に認可を受けています。
- 修業年限は2年です(上級学科は1年)
- 年間1050時間です(夜間は800時間)
授業は平日9:20~15:10
土日祝は休み、夏休み・冬休み・春休みがあり高校と大きくは変わりません - 高等学校を卒業した者と同等以上の学力を有する者で18歳以上の者
- 校舎および校地は全て自己所有です
無認可校とは?
無認可校とは学校教育法により都道府県知事から「学校として認可」を受けていないものをいいます。
認可校とどこが違うのか?
- 学校教育法として正規の「学校」ではないので学割が使えません
- 正規の「学校」ではないので学歴は中卒または高卒のままです
- 日本学生支援機構などの公的な奨学金の貸与を受ける資格がありません
- 法律として就職のあっせん(紹介)が出来ません
- 学校経営が破綻した場合、学生に対する救済措置は一切ありません
- 卒業しても「専門士」の学位(称号)が得られません
- 学校名に専門学校と入れる事が出来ません
といったデメリットがあります。
※無認可校は就職出来ないという事ではありません。
認可校全てがよい学校という事ではありません。
認可校と無認可校の見分け方は?
まず、学校名に「専門学校」と付いている場合は全て認可された専門学校です。
専門学校:○○専門学校 専門学校○○ 等
要確認:○○専門学院 ○○スクール
学校名に専門学校とついていない場合でも認可校の無い場合もあります。
歴史の長い学校ほどその傾向は強いようです。
認可校はあくまでも「専門学校と名乗る事が出来る」のであって名乗る必要はありません。
学校名で判断出来ない場合は
専修学校各種学校連合会のホームページに記載されているかを確認してください
(専修学校各種学校連合会は無認可校は加入できません)
ただし、上記は認可校でも加入していない場合があるので上記で確認できない場合は
各都道府県の専門学校担当部署に問合せればわかります。
※インターネットの専門学校リンク集の中には認可校と無認可校を区別していない所も多くあるので注意してください。